
シェルジャパン
シェルジャパン株式会社は、シェルが100%出資する日本法人です。2020年には日本におけるシェルの歴史が120周年を迎えました。液化天然ガス(LNG)、低炭素ソリューション、プロジェクト&テクノロジーの分野において、日本のお客様やパートナー、多岐に亘るステイクホルダーとの関係構築・維持を担っています。2019年より日本国内で電力取引も行っています。
統合ガスビジネスおよび低炭素ソリューション
Integrated Gas 部門では、主に、液化天然ガス(LNG)とGTL(Gas to Liquid) を生産し、安全に貯蔵し、世界中のマーケットへ輸送しています。低炭素ソリューション部門は、新エネルギービジネス(CCS、水素、陸上再エネなど)において事業機会の創出と開発を進めています。
液化天然ガス(Liquified Natural Gas)
シェルは50年以上にわたり、LNG業界をリードしてきました。シェルジャパンのLNG部門では、LNG需要家を含めた様々なステークホルダーの皆様と、各事業を円滑に運営するための調整業務をしています。またシェルグループに対して、日本のエネルギー市場動向やエネルギー政策などについての報告・助言などを提供しています。
シェル・グローバル・ウェブサイトで、LNGについてもっと見る(英語サイト)
また、シェルの各ビジネス部門と日本の企業と緊密に連携をすることで、新しいビジネス機会の創出を目指しています。LNGの輸送用燃料への応用や、GTL製品の新規マーケット開発などにも取り組んでいます。
低炭素ソリューション
世界のエネルギーシステムは変化しています。シェルもより多くの低炭素技術に投資をしています。グローバルでは、風力、太陽光、電気自動車への充電拠点など新しい輸送手段にかかるもの、水素、あるいは何百万もの家や企業やビジネスに電力を供給する統合的な電力ビジネスなどを含みます。日本では、日本政府が主導する技術研究組合 CO2フリー水素サプライチェーン推進機構のメンバーとして、液化水素の長距離運搬の技術の確立と実証に取り組みました。
すいそ ふろんてぃあ:世界初の液化水素運搬船
プロジェクト&テクノロジー
プロジェクト&テクノロジー部門は、シェルの上流及び下流事業における技術および技術サービスを提供する部門です。 シェルの主要プロジェクトを遂行し、シェルグループ全体のパフォーマンス向上をサポート、研究開発、イノベーションを推進することにより未来につながるテクノロジー・ソリューションを創造する役割も担っております。 これらすべての活動に不可欠な安全および環境活動、そして、調達および契約についても同部門の管轄です。シェルジャパンのプロジェクト&テクノロジー部門はシェルグループにとって重要な日本のステークホルダーの皆様との信頼関係を構築、維持・発展させていくことを重要な責務であると認識しております。
会社概要
会社名: シェルジャパン株式会社
英文社名: Shell Japan Limited
設立年月日: 2005年12月20日
本社所在地: 東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内12階
資本金: 9億550万円
事業内容: シェルの「統合ガスビジネス」および「プロジェクトアンドテクノロジー」業務の遂行のための助言・役務の提供など。
主要株主: シェルグループ 100%
代表取締役社長: 吉田 康子