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Freight ship transport without green on plane

低炭素ソリューション

CCS、 水素、陸上再エネ(主に太陽光)の各分野において事業機会の創出と開発を進めています。水素においては、技術研究組合CO2フリー水素サプライチェーン推進機構(HySTRA)のメンバーとして、液化水素の長距離運搬の技術の確立と実証に取り組みました。 今後は、新エネルギーの分野で、日本企業の皆様とのパートナーシップを一層強化してゆきたいと考えております。

低炭素ソリューション

世界のエネルギーシステムは変化しています。シェルもより多くの低炭素技術に投資をしています。グローバルでは、風力、太陽光、電気自動車への充電拠点など新しい輸送手段にかかるもの、水素、あるいは何百万もの家や企業やビジネスに電力を供給する統合的な電力ビジネスなどを含みます。日本では、日本政府が主導する技術研究組合 CO2フリー水素サプライチェーン推進機構のメンバーとして、液化水素の長距離運搬の技術の確立と実証に取り組みました。

シェル・グローバル・ウェブサイトで、低炭素ソリューションについてもっと見る(英語サイト)

すいそ ふろんてぃあ:世界初の液化水素運搬船

すいそ ふろんてぃあ: 世界初の液化水素運搬船

トランスクリプトを読む

タイトル: すいそ ふろんてぃあ: 世界初の液化水素運搬船

上映時間: 2分20秒

概要:

シェルが参画しているCO2フリー水素サプライチェーンの構築を行い、商用化を目指す企業団体HySTRA(ハイストラ)の事業において、参画しているパートナー企業とともに、世界初の液化水素運搬船の安全な海上輸送について説明した短編動画。

トランスクリプション

[BGM流れる]

シンセサイザーを効果的に使った心が落ちつく曲調の音楽。

[動画]

ふ頭の「すいそ ふろんてぃあ」の空撮映像。

[ナレーション]

「すいそ ふろんてぃあ」の初航海。新しい時代の幕開けです。

[動画]

地上から撮った「すいそ ふろんてぃあ」の後部のアップ。船名「すいそ ふろんてぃあ」が映る。ふ頭の液化水素タンク。ふ頭を出る「すいそ ふろんてぃあ」の空撮映像。海上を進む「すいそ ふろんてぃあ」の横側。船は進んでいく。背景に神戸の町の風景。

[ナレーション]

液化水素を輸送するため、8000トン級の運搬船が地球を縦断します。積み込まれた液化水素の温度は、マイナス253度。絶対零度との差は、わずか20度です。

[音]

「すいそ ふろんてぃあ」が海を進むときの波の音。

[動画]

画面暗転。

[BGM]

ドラムの音が重なり、勇壮な曲調に変わる。

[ナレーション]

日本とオーストラリアを往復する壮大な旅は、世界で初めてです。これはまた、技術革新の重要な節目を意味しています。

[動画]

シェルの水素ステーション。トラックが入ってくる。水素をトラックに供給しながら談笑する2人の男性。トラックの下の排気口から水が排出される。トラック、水素ステーションを出て行く。タイヤのクローズアップ。左右に緑の木々が生い茂る道を走っていくトラックの空撮映像。

[ナレーション]

水素は、エネルギー転換において重要な役割を担います。また、大気中に排出するのは水のみのため、世界中の需要家と企業の脱炭素化に大きく貢献します。

[BGM]

再び落ち着いた曲調に戻る。

[動画]

シェル 水素バイスプレジデント、ポール・ボジャーズのアップ。

ポール・ボジャーズ

パートナー企業と共に行ったHySTRAの事業を通して、私たちは水素が国際的に輸送可能であることを実証しました。

[動画]

ヘルメットをかぶり、赤い安全作業服を着た2人の作業員。2人、橋の上からふ頭の「すいそ ふろんてぃあ」を見下ろし指さす。船の設備をチェックする2人の作業員。ボジャーズのクローズアップ。

ポール・ボジャーズ

この事業は、国際的な水素サプライチェーンの構築と、世界中のエネルギー転換において

水素が主要な役割を担うための重要な出発点です。

[動画]

船の操縦室。作業員が数人。「すいそふろんてぃあ」の側面。後ろにタグボート。地上の液化水素のタンク。機器のつまみを調整する女性作業員のアップ。ヘルメットをかぶり、安全作業服を着てタンクの制御装置を調整する作業員。

[ナレーション]

HySTRA事業の成功を支えるのは、シェルの液化天然ガス輸送における専門技術と経験です。液化水素の輸送には、極低温貯蔵や万全の安全対策を必要とします。

[動画]

シェル 船舶・海事シニアバイスプレジデント、キャリー・トラスのアップ。

キャリー・トラス

HySTRA事業におけるシェルの役割は、液化水素を安全に輸送できる技術力を活用し、

輸出入を可能にすることです。

[動画]

呼吸用保護具を壁にかける作業員。計量器をチェックする作業員。機関室で設備の検査をする作業員たち。

[BGM]

ベースとなる曲に打楽器と弦楽器が入り、格調高い曲調に。

キャリー・トラス

乗組員が船を安全に操縦できることを保証するため、私たちは厳しい安全プロセスに則っています。

[動画]

トラスのアップ。ノートに記録する航海士のアップ。ネームタグに「二等航海士」の文字。

キャリー・トラス

また、業界初の試みであるため、私たちは、国際海事機関とともに液化水素を安全に輸送するための基準と規則の策定にも携わっています。

[動画]

シェルジャパン株式会社 代表取締役社長 吉田 康子のアップ。

吉田 康子

これは、パートナー企業と政府が一丸となって取り組んだ事業の集大成です。そして、世界初となる事業です。

[動画]

海を行く「すいそ ふろんてぃあ」の側面。その横をタグボートが並んで進む。吉田のアップ。

吉田 康子

シェルが長年培った知見よって成し遂げた偉業と、長期にわたる日本との関係を、私たちは誇りに思います。

[動画]

「すいそ ふろんてぃあ」の屋上で翻る日本の国旗。船を見ながら話す2人の作業員の後ろ姿。ふ頭の「すいそ ふろんてぃあ」の空撮映像。吉田のアップ。

吉田 康子

液化水素輸送実証試験で学んだことは、大規模な液化水素海上輸送サプライチェーンのさらなる発展の礎を築くでしょう。

[動画]

橋の上に2人の航海士。1人は双眼鏡で遠くを見ている。クリップボードを見ながら話す2人の航海士。機関室で談笑する作業員たち。テーブルでくつろぐ作業員3人。うち1人は料理士の白いユニフォームを着ている。

[ナレーション]

水素社会へのさらなる発展に向かう、力強い第一歩です。

[動画]

なごやかに、テーブルの報告書を読む航海士2人と作業員1人。ふ頭の「すいそふろんてぃあ」の空撮映像。カメラ、船の側面から空へとパンする。画面、白くなる。

[ナレーション]

世界がネットゼロを達成するために、クリーン水素が重要な役割を果たすとシェルは信じています。

ニュース&トピックス

EU、英国の閣僚が小樽港にて世界初の液化水素運搬船「すいそふろんてぃあ」を視察

先日札幌で開催されたG 7気候・エネルギー・環境相会合で、世界初の液化水素運搬船「すいそふろんてぃあ」が小樽港で公開され、シェルを含むHySTRA の参画企業が西村康稔経済産業大臣、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の斎藤保理事長、EUのカドリ・シムソン欧州委員(エネルギー担当)、英国のグラント・シャップス エネルギー安全保障・ネットゼロ大臣をお迎えし、船内を視察いただきました。