
生活の原動力となる
自社の製品や活動を通じて人々の生活の原動力となり、共生する社会を下支します
シェルは、家庭、企業の事業活動、交通機関や輸送、料理、暖房、照明などに必要不可欠なエネルギーを提供することで、人々の生活の原動力の一端を担っています。
手の届く価格で信頼性が高く、持続可能なエネルギーの供給は、貧困や不平等に関連したグローバルな課題に取り組む上で極めて重要です。そのため、シェルは現在エネルギーにアクセスのない人々へのエネルギー提供を目指して取り組んでいます。シェルの事業は国・地域、および地域社会を支援します。シェルは70カ国以上において従業員を雇用し、所得をはじめ、医療や年金など他の福利厚生も提供してます。

シェルが事業を展開している地域社会において商品とサービスに費やす金額は毎年数百億ドルになります。また、当社の活動は、当社が支払う税金やロイヤルティ、および政府に代わって徴収する売上税を通じて、政府にも収益をもたらします。これは、医療、教育、交通などその他必要不可欠なサービスの資金源となります。
シェルは研修やスキル習得の機会を提供することで、国や地域社会に有益な変化をもたらしています。こうして、地域の経済発展と人々の生活を支えているのです。また、当社の起業家育成プログラムであるShell LiveWireなどを通じて、起業家精神、イノベーション、有意義な雇用を促進することにより、地域経済を活性化しています。

シェルは、世界で最も多様性に富み、インクルーシブな組織のひとつとなるべく、誰もが価値があり、尊重されていると感じることができる場所となるよう取り組んでいます。ジェンダー、人種、民族、LGBT+、障がいという四つの分野に焦点を当てています。
また、お客様のため、さらにインクルーシブな体験を提供しております。例えば、fuelService appと提携しており、障がいのある運転手が走行を開始する前に、当社の小売店にサポートを申請し、車内で支払いを済ませることができるようにしています。ビジネスのあらゆる場面で人権を尊重します。当社の取り組みは国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」を参考にしています。

シェルによる、人々の生活の原動力となる取り組み
- 2030年までに、まだ電気にアクセスのないアフリカとアジアの1億人の人々に、安定した信頼性の高い電気を供給することを目標としています。
- シェルのトップリーダー1,400人のうち女性が占める割合において、2021年末の26.4%に対し、2025年までに35%、2030年までに40%を達成できるよう取り組んでいます。
- LGBT+の従業員が自分らしく、可能性や能力を最大限に発揮できるよう、安全で思いやりのあるインクルーシブな職場環境を提供します。
- 自分たちが働き、生活するコミュニティをよりよく反映させることを目指し、従業員全体の人種・民族の比率を高めています。英国と米国を皮切りに、次はオランダにも広げています。
- 2030年までに、障がいをお持ちのお客さまにとって、よりインクルーシブで、ご利用いただきやすいサービスステーションのグローバルネットワークを整備します。